花より男子

とてもお金持ちの子供が通う学校に、玉の輿を狙った母親の希望で一般家庭の女の子が通うお話です。
その学校は、F4という学園の中でもトップクラスのお金持ちのとても男前な4人グループが学園を仕切っています。


F4に逆らったり、目をつけられると「赤札」というものが貼られ、赤札を貼られた人は学園全員よりイジメにあい、最後には退学にまで追い込まれてしまいます。
主人公の「牧野つくし」はこの学園で目立たないように静かに過ごしていましたが、ある事件がきっかけで赤札を貼られることになります。
つくしもその日から学園全員からイジメにあうことになります。
だけど、イジメにも負けることなく立ち向かっていきます。


そんなつくしは、「性根を叩き直してあげる」と反対にF4に赤札を貼り返します。
そんな姿にF4のリーダー「道明寺司」はつくしに興味を持ち、好きになっていきます。
恋愛経験のない司のちょっとずれているアプローチに恋愛に鈍いつくしはなかなか気がつきません。


そんななかF4と関わるようになりつくしの日常も変わり始めます。
いろいろな人と関わり、事件や騒動があり、つくしは司のまっすぐなところ、一途に自分を好きでいてくれるところにどんどん惹かれていきます。
だけど、日本一の御曹司の司と一般家庭のつくしに司の母親は認めてくれません。
司の母親の反対、周りの人を巻き込んだ妨害にあいながらも立ち向かって行こうとする司とつくしでしたが、妨害に負けてしまうこともあります。


でも二人のことを応援してくれている周りの人達の助けもあり、なんとか乗り越えて行きます。
つくしと出会って、どんどん男性として成長していく司の姿も見所です。
物語の初めはコメディタッチのところも多いですが、読み進めていくとすごく切なくなったり、ドキドキしたりと最後まで一気に読んでしまいたくなるマンガです。